軽バンは広い荷室空間にこそその存在価値を見出すべき

軽バン

軽バンは、軽自動車とは思えないほど広い荷室空間が最大の特徴です。

スズキ・ダイハツの人気バンなら、荷室長1700mm、荷室幅1200mm、荷室高1200mmは確保されています。

もっとスペースに余裕がある車種もありますから、軽自動車では破格の広さといえるほどです。これだけの広さがあれば、どんな荷物でもゆったり載せることができるでしょう。

さらに前席部分のシートアレンジが可能な車種なら、マットレスを持ち込み室内でも楽に寝泊まりができます。家族全員で出かけるとき、レジャーに行くときなど、広さというその特長を活かすことができるはずです。

しかも最小回転半径は、他の軽自動車と比べて小さくなっていますから、軽自動車のメリットでもある小回りの良さも確保しています。狭い道でも運転しやすく、さらに荷室空間が広く荷物も多く運べる、これが軽バンのメリットといえるでしょう。

このメリットは、商用車として使うときに真価を発揮します。
近隣の狭い範囲の配達にまわるときには、小回りの良さを活かしながらスイスイと運転しながら配達ができます。

しかし、小回りと広い荷室空間がメリットである一方、燃費の悪さと走行性能の低さはデメリットです。セダンやセミトールと比べると、100kg以上の重量差がありますから、どうしても燃費は悪くなります。
軽自動車に燃費のメリットを求める場合には、バンを選ぶのは避けましょう。

またバンには、最新技術が使われることはほとんどありません。技術よりもコストを下げて商用として買いやすいように価格を下げているのでモデルチェンジのスパンも非常に長いです。
そのため、かなり古い車種で使われている技術が今でも使われており、そのことが走行性能に影響しています。快適なドライビングができないこともあるので、性能にこだわるなら満足することはできないでしょう。

しかし、燃費や走行性能に問題があっても、圧倒的ともいえる広い荷室空間はなによりも魅力です。考え方次第では熟成されたトラブルの少ないメカニズムで組み上げられているため、壊れ難い車であるといえます。
商用車やセカンドカーとして荷室空間が広い軽自動車を探しているなら、軽バンは最適といえるでしょう。