軽自動車の下回りのメンテナンスは重要!排気ガス漏れに注意

先日軽自動車に関するニュースとして、下記のような興味深いニュースが報道されていました。

産経ニュース:軽自動車内で不審死?より

不審死・・・というとなにやら事件性を思わせるものですが、死因となったのは一酸化炭素中毒。停車した軽自動車内で寝ていたところ、マフラーパイプの亀裂から漏れ出した排気ガスの一酸化炭素により中毒死してしまったというものです。

マフラーは消耗品!定期点検で早期に交換するべきパーツ

マフラー(排気管)は、いわゆる消耗品に属する部品であることを知らない人も多いと思います。4年から5年に一度は交換をすることが推奨されている部品ですが、案外乗りっぱなしでほとんど気にもしたことがないという人も多いのではないでしょうか。

マフラーはステンレスや鋳鉄で作られているため、そうそう劣化するものではありません。しかし、車の外にあるパーツであり、ボディのように念入りな錆止め塗装もされていないむき出しのパーツです。錆び止めはされてはいるのですが、風にさらされるうちに効果は無くなっていき徐々にさびてしまいます

軽自動車のマフラーは普通車と比べてもパイプ系が細いため、劣化した時に損傷しやすいのです。置かれている状況は同じにもかかわらず、パーツそのものの強度は軽自動車の方が明らかに弱いですからね。

長年定期点検を怠っていたりする場合には要注意。車検を受けているからいいと言っても安心はできません。車検は検査の時に問題がなければスルーされてしまいます。なるべくお金を掛けたくないという格安車検などでは、まだいけるだろうとしてGOサインを出す場合も多いため劣化を見逃しやすい事情もあるのです。

最低でも1年に1回は下回りをしっかり点検してもらって、サビなどの損傷で異常がないか確認をしてもらう癖をつけるべきですね。

スーパーなどの縁石・車止めブロックにこすっていないか?

マフラーが損傷する要因としては、下回りを不注意でこすってしまったりするケースがあります。

スーパーやコンビニなどの駐車場にある車輪止めや、路肩にある縁石などについ乗り上げたりしてしまったことはないでしょうか?

軽自動車は車高が高めに作られている車が多く、縁石位であればボディを傷つけずに乗り越えてしまうこともあります。

しかし、マフラー管は車体の下部分にはみ出しているため、縁石には確実にヒットする高さにあります。当たりどころが悪いとマフラー管の継ぎ目などを損傷して排気ガスが漏れることがあるので注意。

車が傷ついていないから大丈夫!と思っていたら、見えない場所でマフラー管が損傷してしまっていたというケースもあるので注意が必要です。

もし縁石に乗り上げてしまった場合には、念のために下回りを点検してもらうようにすると安心です。

普段と違う音やエンジン音が大きくなった?と思ったら注意

マフラーが損傷すると、わずかな亀裂でも高圧の排気ガスが漏れだします。するとその分音が漏れるようになるため、加速時の排気音が大きくなったことで気づく場合が多いです。

本来マフラーは消音器でもあるため、途中で損傷していれば消音されないのでまずは音で分かります。エンジンがいつもより唸っているな・・・と感じたら、早めに点検してもらいましょう。

もう一つ、マフラーが排気漏れをするとパワーが落ちます。馬力の少ない軽自動車では、騒音というよりもいつもより加速が鈍い・重いことで違和感を感じるケースもあるのです。

普段の走行においてちょっとでも変化部分を感じたら、乗りっぱなしにしないでディーラーやカー用品店でリフトアップ点検をしてもらいましょう。

軽自動車は品質そのものはよくなっていますが、物理的な素材の経年劣化の問題は車であれば避けて通れない部分です。安全に長く乗り続けるために、トラブルを知り、早期に対策していきましょう。