軽自動車の未使用車や新古車を買うときの注意!車屋の本音

軽自動車の未使用車新古車。週末に入ってくる新聞折り込みチラシや、CMなどでも聞いたことはあるでしょう。

軽自動車の未使用車と新古車は、呼び方が異なるだけで形態は同じもの。決算期等でディーラーが販売実績を伸ばすために登録しただけの車であり、内容的には新車と全く変わりません。一度陸運局にてナンバーの申請がされ、登録が完了しているために、法規上は新車として扱えないというだけの車たちです。

比較的車両価格が安くてスペースもとらない、登録に関する手続きも普通車よりも簡略されていることから、軽自動車では特に流通量が多くなっているのが特徴です。

それだけに購入を検討してみようという人も多いのですが、メリットもあればデメリットもあるので、自分に合っているのかよく考えて契約しましょう。

未使用車・新古車を購入するメリットとは

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一番のメリットは新車より安いということ。状態そのものは新車同然でありながら、一度登録した車は新車として売れないので新車よりも安く設定されています。

特に新車・中古車のくくりにこだわりがないのであれば、すでに値引きがされた状態で販売されている新古車を買うことで、車両購入予算を抑えることができます。

納期がかかる人気車を早く手に入れられる

軽自動車の未使用車、新中古車を買うメリットの一つが、納車まで時間がかかる車をすぐに手に入れることができることです。

すぐその場にある車を契約するわけですので、中古車を買うのと同じで納期はかかりません。しかも中古車のようにクリーニングなどの整備も必要ないため、購入してから乗りはじめるまでに1週間かからないというケースがほとんどです。

すぐに車が必要で待っていられない!というなら、未使用車・新古車を購入するメリットがありますね。

未使用車・新古車のデメリット

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意外と見落としがちなのが、実は新車であっても新古車と同等の金額で買えてしまうケースもあるということです。

未使用車・新古車は新車の定価よりは安いものの、値引きできないワンプライス価格として売られていることが多いです。値引きそのものを渋られるケースがほとんどです。

販売側の事情としても、新古車はすでに登録された車です。利益にはなっても、販売数の成績にはカウントされません。このため販売台数を追われている営業マンからしたら、新古車よりも新車を売りたいのが当然の事情。多少の値引きを無理してでも、新車を売った方が成績としてはプラスになるので可能な限り新車を売りたいのです。

このような現状を踏まえて、値引交渉が上手な人ならそれ以上の値引きを引き出す場合もあります。オプション品を絡めてサービスを引き出したり、毎月のノルマに追われる月末周辺に商談をすることで高額な値引きを引き出すことができます。

特に競合他社が販売競争をしている、人気の高いスライドドア付きの軽自動車ワゴンなどは、値引き額を引きだしやすく未使用車・新古車で買うよりもお得になるケースが多いです。

経過年数はよく確認しておこう

新車の場合、購入時から3年間の車検がありますが、未使用車、新中古車といっても登録後ある程度の期間は経過しています。

下手すると1年近く経過したまま売れていない新古車もあり、それだけ車検までの期間も、メーカーの保証も短くなっているということ。

あえて未使用車を選ぶにしても、できるだけ登録されてから期間が経過していない車を購入するようにしましょう。

オプションが付いていない場合が多い

ここで少し中古車の話も交えましょう。

軽自動車の中古車を買うメリットの一つが、必要最小限、うまくすれば豪華なオプションが付いていることです。もちろんオプションを取り外している場合もあるのですが、オプション付きの中古車を買えば、オプションが割安で手に入りますし、納車後何も買わなくてもいい場合も多いのです。

未使用車、新中古車の場合、基本的にはオプションは付いていませんから、中古車のこうしたメリットは享受することはできず、最低限のオプションは装着する必要があるのです。また、モノによっては後付けできない場合もあるのです。

付いていると思ったら付いていなかった・・・というようなオプション関係のトラブルは中古車同様に起きやすいので、装着されてるオプションやグレードはよく確認しましょう。

 

まとめ

軽自動車の未使用車、新中古車は実質的に新車ですから、自分の好みの色、グレードがあるのなら、お得と考えていいでしょう。また、人気車などで納期が長いものも含めて、自分の欲しい車にすぐ乗れるというのもメリットです。

ただ、中古車と比べると値落ちは少ないので、自分の欲しい色等でなければお得感は薄くなりますし、新車値引き等を考えると決してお得ではない場合もありますので注意が必要です。また、オプションは装着されていない場合が多いので、自分の欲しいオプションが装着可能かのチェックも重要です。

未使用車としてお徳なのは、各メーカーのラインナップの中でもベース車となるモデル。

  • スズキ・・・ワゴンR、アルト
  • ダイハツ・・・ミラ、ムーブ
  • ホンダ・・・ライフ

これらの車種は未使用車として大量登録される車種の定番。在庫も豊富で、販売会社としても早くさばきたい車なので、価格も低く設定されています。

一方でスライドドア付きの人気モデルや、趣味性の高い車などは、新車として値引きを頑張った方がお徳に買えるケースがあります。

未使用車・新古車の事情をよく理解したうえで、損しない買い物をしていきましょう。