軽自動車は自動車保険(任意保険)の保険料が安く一定な理由

軽自動車の任意保険が普通車より安いとされる理由には、軽自動車の保険には料率クラスがないことが大きな理由です。

軽自動車の場合任意保険の料率クラスが無く、すべての軽自動車で同じ料率が適用されています。この料率は非常に低いので、普通車の保険と比べてもたいていの場合は保険料が安いと言われています。

普通車の任意保険料は料率クラスというものによって、基本的なベースがきまってきます。これは車種別に定められており、事故を起こして被害を与える、あるいは受けるリスクによって細分化されているのです。

項目は対人賠償、対物賠償、損害保険、車両保険で、スピードの出るスポーツカーや盗難リスクの高い高級車などはこれが高めに設定されていますし、コンパクトカーは低めに設定されています。この料率クラスが軽自動車にはないのです。これが軽自動車の任意保険が安い大きな理由です。

 

軽自動車は排気量が660ccで同じであり、車体の大きさも規格により決まっています。ターボを装着しても自主規制等もあってとんでもないパワーを持った車は出てこないので、料率を細分化するほどの必要がないのでしょう。

軽自動車はどんな車に乗っても任意保険料は同じ

普通車の場合は、任意保険料の料率クラスがあります。料率が高いことで知られるスポーツカーに乗ると、任意保険料は非常に高くなってしまいます。

例えばホンダ・インテグラなどは、対人が7、車両が8ですがこれは料率1の3.0倍、3.6倍に当たりますから、とてつもなく高い保険料を払うことになるのです。

軽自動車の場合、たとえばスポーツカーというカテゴリーに属するホンダのS660に乗っても保険料に違いはありませんから、スポーツカーでも任意保険料が高くなるといった心配はしなくていいのです。

s660

軽自動車とコンパクトカーを比較してみた

軽自動車の任意保険料がどの程度安いのか検証してみる必要がありますから、コンパクトカーの代表であるホンダのフィットと比較してみました。

保険料率は全体的に4あたりで推移(料率は定期的に見直される)、軽自動車と比べると、概ね2割程度割高になっているようです。

対人・対物無制限で、新規加入、年齢制限なしで、保険料はフィットが11万円ちょっと、軽自動車が9万円ちょっと、車両保険を付加したらフィットが23万円ちょっと、軽自動車が19万円ちょっとというところですから、明らかに軽自動車の方が安いようですね。

軽自動車の場合、任意保険の料率クラスが無いこともあって、普通車に比べて任意保険料は割安ということですが、これは見方を変えれば事故リスクが低いということの結果でもあります。

それが証拠に軽自動車は任意保険だけでなく自賠責保険料も安いのです。僅かな額ではありますが、新車登録時の37カ月なら2.260円、25カ月なら1,540円も安いのです。軽自動車は燃料代、税金に加えて保険料も安いので、維持管理費は普通車に比べてかなり安くなると考えて良さそうです。