軽自動車だから軽油を入れるのは間違い!意外とあるガソリンスタンドでのトラブル

最近はセルフのガソリンスタンドが増えていることもあって、給油する際の油種間違いが増えています。2015年12月の1カ月間に、油種間違いによるJAFへの救援依頼件数は269件もありました。その理由の1つが「軽油は軽自動車のための燃料だと思ったから」というものです。今回は軽自動車の信じられないようで、よく起こってしまっているトラブルや勘違いについてご紹介します。

軽油は軽自動車のための燃料ではありません

軽油という文字をみると確かに軽自動車のための燃料のように思えますが、決してそんなことはありません。軽油はディーゼルエンジンで動く車に入れる燃料です。パワーが必要なバスやトラック、乗用車でもディーゼルエンジンが使われている車は増えています。しかし軽自動車でディーゼルエンジンを搭載した車両は2016年現在国内では販売されていません

軽自動車でも、一般のエンジンで給油するのはガソリンなのです。給油口のフタの裏側などに「指定燃料:無鉛ガソリン」のように給油すべき燃料が書かれています。もしガソリン車に軽油を入れると、エンジンの出力が下がって不調になり、やがてエンジンはストップしてしまいます。誤って給油してしまった場合すぐに燃料を入れ替えれば、エンジン本体が壊れるようなことはありません。

管理人は以前ディーラーに勤務していましたが、給油違いにより燃料を抜くという作業は年に1度程度でしたが実際にありました。もし間違えてしまったら、ディーラーなどで燃料タンクの洗浄を行ってもらう必要があります。

セルフスタンドなどで給油をする際には、間違いには十分に注意しましょう。

よくありがちな軽自動車にまつわる勘違い

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軽自動車と軽車両の勘違い

一方通行の道路の出口には、逆走する車がないように「進入禁止(軽車両を除く)」という標識がよく掲げられています。この標識を見ても「軽車両を除くだから軽自動車は通行できない?」と勘違いするケースもあります。

軽車両とは道路交通法で「自転車、荷車その他人若しくは動物の力により、又は他の車両に牽引され、かつレールによらないで運転する車(そり及び牛馬を含む。)であって、身体障害者用の車いす、歩行補助車等及び小児用の車以外のもの」と定められています。つまり軽車両とは、自転車やリヤカーのことであって軽自動車のことではありません。

高速道路での最高速度は軽自動車も普通車も同じです

かつては軽自動車と普通車で最高速度が違う時代もありました。2000年9月までは、高速道路での最高速度が普通車は時速100km、軽自動車の最高速度は時速80kmと定められていました。しかし軽自動車の走行性能や安全面での性能も向上し、軽自動車の最高速度を普通車よりも低くするとかえってスムーズな通行を妨げることになってしまうことから、現在は軽自動車でも普通車と同じく時速100kmが高速道路での最高速度になっています。

軽自動車は普通車より軽いとは限りません

軽自動車は確かに小さくて軽い車です。軽自動車(軽四輪)の規格は道路運送車両法施行規則で、長さ3.40m以下、幅1.48m以下、高さ2.00m以下、排気量660cc以下、定員4名以下、貨物積載量350kg以下と定められています。この条件を少しでも超えたら軽自動車ではなくなってしまいます。しかし、見ていただいて分かるように重さに関する規定はありません。最近では装備の充実に伴って重さのある軽自動車も増えており、中には普通車のコンパクトカーより重い軽自動車もあります。

勘違いがないよう車や交通法規に関する知識を身につけましょう

以上、軽自動車ならでは起こりやすい勘違いとトラブルについてご紹介しました。中には事故や故障につながりかねない勘違いもありますので、車や交通法規に関する知識をしっかりと身につけて、安全運転を心がけましょう。”