軽自動車ターボは走行中の騒音がうるさいのは本当か?

スズキタービン

加速が良いターボ付きの軽自動車に興味はあるけど、走行時の音がうるさいからと敬遠されてしまう方もいるのではないでしょうか?

うるさいと走行時の音楽やラジオなどの視聴に支障が出る、音が振動となって乗り心地にも影響が出てしまうなど、マイナス点が多くなってしまいます。

しかし実際にはターボ搭載の軽自動車のほうが静かに走れるのです。

ターボ車は意外と静か。低回転で走れる今時の軽ターボ

走行時のうるささの原因とはターボを搭載していることだと思いがちです。ターボとは馬力をアップさせる装置で、効率よく馬力を発生させるためには欠かせない装置です。出力を高めるためのターボ装置を搭載した軽自動車であれば、よりエンジン騒音が増大すると考えている人は多いようです。

軽自動車は加速するためにエンジン回転が高くなりがちで、どうしても動きが大きく多くなるので、音も大きくなってしまいます。車の走行で最も大きな音を出すのがエンジンであり、その回転数の多さで音の大きさも違ってきます。

ターボエンジンはエンジンの排気ガスを利用してタービンを回し、より多くの空気と燃料を送り込んで出力を上げる装置です。出力が上がるとその分エンジンを回転しなくても目標速度まで速く到達可能になります。そうするとエンジンの回転数が落ちて、エンジンが唸ることもなくなります

ターボの無いエンジンでは唸っているだけで走らない道でも、ターボ車では低い回転でアクセルを踏み込まなくても速度を上げられるため、エンジンから出る騒音を抑えることができるということです。

低回転でパワーを出すマイルドターボが増えている

ターボと言えばとにかくパワーを出すものというものでしたが、最近では効率よく低回転でパワーを引き出すことが、燃費の向上にもつながるとして構造が見直されてきています。

低い回転域でパワーを出すことでアクセルを踏み込まなくても速度を出すことを目的とした、マイルドターボというものがスズキ・ダイハツをはじめ搭載されてきています。

その点で、今までのターボのイメージとは真逆になるもので、むしろターボがない車両より静かで落ち着いた走行を実現できます。この違い乗ってみると、イメージが覆るほどです。一度ターボ付き車両とそうでない車両を乗り比べてみると、走行時の音はどちらも変わらない、むしろ状況によってはターボ車の方が騒音のない走りができることが分かります。

静かになっても、馬力がなくなる訳ではありません。(車種によっては若干低いものもある)しかし、同じ動作をするにもスムーズなパワーの出し方になるので、少ないパワーで動くようになります。アクセル全開時のパワーよりも、日常での加速性能を快適にしているのがマイルドターボの魅力。走行性にも問題なく、スピードや登りの時の力強さも変わりません。ただ、そのパワーの出し方がムダがなくなるだけです。

ターボ車だからと遠慮していたあなたも、一度は乗ってみるとその性能に病みつきになるはず。価格は少し高めですが、軽自動車をメインで乗っていきたいと考えるならば、候補に入れてほしい選択であると思います。